PayPayカード
現金使わず、PayPayカードとスマホで日本百名山「筑波山」をラクラク登山旅!

現金使わず、PayPayカードとスマホで日本百名山「筑波山」をラクラク登山旅!


茨城県にある筑波山は、標高が877mと日本百名山の中で最も低く、登山初心者にもやさしい山です。そんな「筑波山」で、現金を使わず日帰り登山ができるという噂を聞きつけ、実際に訪れてみることに。

使うものは、PayPayカードとカード付帯のETCカード、そしてスマートフォンのPayPayアプリのみ。どこまで現金を使わずに登山を堪能できるのか、調査してきました。


この記事では、こんなことがわかります。

  • 筑波山でPayPayカードやPayPayアプリがどこまで活用できるかがわかる
  • PayPayカードを活用した“キャッシュレス登山”の体験がわかる
  • 筑波山の見どころや楽しみ方がわかる

ETCカードを使えば、高速もスムーズ!駐車場もPayPayカードでお支払い

金を一切使わずに筑波山を楽しむためには、事前に「PayPayカードとPayPayアプリの登録」と「PayPayカード付帯のETCカード発行」を忘れずに行っておきましょう。

PayPayクレジット

PayPayカードをPayPayアプリに登録すると、アプリ上に青い決済画面が追加され、アプリでPayPayクレジットが利用できるようになります。これによりPayPay(残高)へのチャージが不要になることがメリットです。登山中にPayPayの残高が不足する心配をなくすためにも、忘れずにPayPayアプリにPayPayカードを登録しておきましょう。

PayPayカード付帯のETCカードは、PayPayカード会員なら年会費税込550円で、PayPayカード ゴールド会員なら年会費無料で発行できます。PayPayアプリから簡単に申し込みができ、約1週間で自宅に届きます。

ETCカード

ETCカードを車載ETCにセットし、筑波山へ向かいます。

東京から車で約2時間、筑波山のふもとに到着しました。筑波山神社の周辺には市営駐車場をはじめ、複数の駐車場があります。PayPay決済の表示があったので、早速アプリを使ってPayPayクレジットで駐車場代の支払いを行いました!

駐車料金支払い

駐車料金(300~500円。時期によって変動)は前払い。備え付けのポストに現金を入れるか、PayPayのQRコードを読み取って支払うシステムです。

この駐車場のように、最近では駐車場でもキャッシュレス化が進んでいます。PayPay決済が使えたので、支払いもスムーズに完了しました。

駐車場情報
駐車場名 Tsukuba Tourism Convention Association Parking Lot
(つくば観光コンベンション協会 梅林入口駐車場)
所在地 筑波山梅林駐車場周辺
営業時間 24時間営業

筑波山をスマートに楽しもう!ロープウェイもPayPayカードで

筑波山は「男体山」と「女体山」の2つの峰から成り立っており、それぞれにアクセスできる多彩な登山コースが用意されています。

観光マップ

画像提供:つくば観光コンベンション協会

男体山の山頂駅を目指すには「ケーブルカー」、女体山の山頂駅を目指すには「ロープウェイ」が利用可能です。

今回は、筑波山神社を経由して女体山行きのロープウェイを目指す「③迎場コース」で、山歩きを楽しみました。

筑波山神社で参拝

まずは筑波山神社で参拝します。
筑波山神社は筑波山の中腹にあり、筑波山そのものを御神体とする、約3,000年の歴史を誇る由緒ある神社です。
祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冊尊(いざなみのみこと)で、縁結びや夫婦和合(ふうふわごう)のご利益があるといわれています。

参拝後は、最初の目的地であるロープウェイ・つつじヶ丘駅を目指していざ、山歩きです。

白雲橋コースの登山口から「酒迎場分岐」を目指し、迎場コース方面に進みます。
分岐からつつじヶ丘駅までの距離は約1.6km、標高差は約190m。山道は整備されており、初心者でも歩きやすいコースです。

ロープウェイ・つつじヶ丘駅

筑波山神社を出発してから約1時間。ようやく、ロープウェイ・つつじヶ丘駅に到着しました。

ロープウェイの料金は、片道750円、往復1,300円です。現金を持っていませんでしたが、乗車券もキャッシュレスに対応しているのか、確認してみると......。

ロープウェイの料金

PayPayカードもPayPayアプリも使えました!
券売機は現金または交通系ICカードのみ対応でしたが、窓口ではPayPay決済が可能です。

ちなみに男体山側のケーブルカーの乗車券もキャッシュレスに対応しており、PayPay決済が使えるとのことでした。

PayPay決済 往復チケット

往復チケットをPayPayクレジットで購入。ロープウェイに乗り込み、山頂を目指します。

スイス製のロープウェイ

スイス製のロープウェイ。70名ほど乗れるとのことです。

山頂カフェもPayPayカードで!絶景と筑波山グルメを堪能

つつじヶ丘駅から女体山駅までは約6分です。空気が澄んだ冬の時期は空が青く、車内からはパノラマの絶景が広がります。

女体山の山頂

ロープウェイからは女体山の山頂が望めます。

下山するロープウェイ

下山するロープウェイとすれ違うシーンも。

富士山

幸運にも富士山がくっきり見えました

ロープウェイ女体山駅を降りると、霞ヶ浦と関東平野を一望できる展望台「Skydeck2983(スカイデッキ2983)」があります。

展望台「Skydeck2983(スカイデッキ2983)」

富士山やスカイツリー、太平洋の地平線までも一望できる圧巻の大パノラマ。

圧巻の大パノラマ

向かい側には男体山の山頂が見えます。女体山の山頂からは片道約35分ですので、気軽に2つの頂上を制覇できるのも筑波山の魅力。

山歩きで少し疲れたので、山頂を散策する前に展望台に併設されているカフェ「Cafè Cielo blu(カフェ シエロ ブルー)」で休憩をとりました。

Cafè Cielo blu(カフェ シエロ ブルー)

はたしてキャッシュレスに対応しているのか...店員さんに確認してみると「一部の商品は対応しています」とのこと。軽食やお土産の購入に利用できるとのことなので、いざ入店。一緒にお土産も購入しちゃいました。

お土産

ここは標高877m。お会計の際にスマホの電波が少々弱くなっており、PayPayアプリの決済画面がなかなか開きませんでしたが、PayPayカードがあれば問題なし。今回、万が一のときに備えて持ってきておいたプラスチック製カードが役に立ちました。インターネットがつながりづらい場所でのキャッシュレスには、プラスチック製カードが頼りになります。

プラスチック製カード

また、プラスチック製カードがなくても、インターネット接続がない環境では、PayPayアプリの画面でオフラインモードの表示がされ[支払いを続ける]をタップすることで1回あたり5万円までのバーコード支払いが使えます。支払い方法はPayPay残高またはPayPayクレジットから選べます。スキャン支払いには使えませんが、覚えておくとよいでしょう。

恋の山ソフトクリーム

筑波山には、縁結びのご利益があるといわれています。

名物は「恋の山ソフトクリーム(500円)」。ホットのキャラメルラテとともに、筑波山の"恋の味"を堪能しました。パノラマの絶景を眺めながら小腹を満たす、至福のひとときです。

至福のひととき
店舗情報
店舗名 cafè cielo blu(カフェ シエロ ブルー)
所在地 筑波山ロープウェイ女体山駅となり
営業時間 ロープウェイ運行時間と同じ
※ロープウェイ夜間運行時のレストランラストオーダーは19:00まで
電話番号 029-866-0282

スカイツリーも富士山も!女体山頂から望む大パノラマを満喫

カフェで山歩きの疲れを癒した後は、いよいよ最終目的地の女体山頂へ向かいます。
ロープウェイ駅から山頂までは徒歩約5分です。

周辺を散策

周辺を散策しながらいざ山頂へ。

御本殿横の階段

女体山の御本殿横の階段をのぼると、山頂に到達します。

女体山の山頂

女体山の山頂です。
広大な関東平野や霞ヶ浦のきらめく湖面が一望できる、息を呑むような大パノラマ。天気が良く空気が澄んでいて、山頂からもスカイツリーや富士山が望めました。山頂の絶景に、心が洗われるような清々しさを感じます。

大自然のパワーをたくさんもらい、ロープウェイで下山しました。

ロープウェイ

ロープウェイを降りると、つつじヶ丘レストハウス前の売店から何やらいい香りが。

つつじヶ丘レストハウス

こちらの売店もキャッシュレス決済が使えるとのことで、筑波山名物・幸福だんご(400円)を思わず購入。 焼きたてのだんごは特製くるみ味噌だれでほんのり甘く、冷えた体に染み渡りました。
つつじヶ丘レストハウス内でも、筑波山土産をPayPayカードやPayPayアプリで購入可能です。

店舗情報
店舗名 つつじヶ丘レストハウス
所在地 筑波山ロープウェイつつじヶ丘駅発着場となり
営業時間 ロープウェイ運行時間と同じ
※ロープウェイ夜間運行時の食堂ラストオーダーは17:00まで
電話番号 029-866-0918

筑波山神社周辺で名物の「つくばうどん」をPayPayカードで

山頂の絶景と大自然の中の山歩きを存分に楽しんだ後は、筑波山神社周辺でお食事処を探します。

筑波山神社の鳥居を出てすぐ目の前に見えた「神田家」には「ペイペイ使えます」のステッカーが貼ってあったのですぐさま入店。

神田家

筑波山名物「つくばうどん」をいただきました。

つくばうどん

つくばうどんは、筑波山の山頂や筑波山神社周辺のお店で楽しめる、筑波山のご当地グルメです。
「つくば」の名前は、地元の食材の頭文字から取られています。
「つ」はつくば茜鳥のつくね、「く」は地元産の黒野菜(シイタケやゴボウなど)、「ば」は茨城県産ローズポークのバラ肉です。

地元食材を贅沢に使ったつくばうどんは、出汁の香りとともに素材の旨味が楽しめ、食べごたえ抜群。筑波山に訪れた際は、ぜひ味わってほしい一品です。

お支払い

今回訪れた「神田家」のほか、周辺にはPayPayカードやPayPay決済に対応している店舗が複数ありました。
お食事だけでなく、お土産も購入できます。

店舗情報
店舗名 神田家
所在地 茨城県つくば市筑波722(筑波山神社前)
営業時間 9:00~17:00(お食事)
※おみやげ・駐車場のご利用は季節に応じて延長営業有
電話番号 029-866-0044

まとめ:キャッシュレスで、スマートな登山旅を

今回の登山旅では、現金を持たずにPayPayカードとスマートフォンのみでどこまで楽しめるかに挑戦してみました。

結果、車での移動も含めて現金を一切使うことなく、すべてPayPay決済で支払いを済ませることができました。

今回訪れたのは筑波山の女体山側でしたが、男体山側にもいくつかレストランやカフェがあり、それぞれPayPayカードやPayPayアプリにも対応しているようです。

ただし券売機で購入する食事メニューなど、一部キャッシュレスに対応していない商品もあるためご注意ください。

登山コースも複数あるので、登山レベルに適したさまざまなコースを楽しめるのも、筑波山の魅力の1つです。

みなさんもぜひPayPayカードを活用して、キャッシュレスでスマートな登山旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

取材・文:堀田 絵里奈(FPサテライト株式会社)
写真:下城英悟